教会のこよみ
教会のこよみをご紹介します。
教会のこよみ(典礼暦)
祭日(大祝日)を中心に、その概略をご紹介します。「主日」とは日曜日のことです。
分かりやすいように1月1日から始めましたが、カトリック教会では本来、待降節第1主日から1年がスタートすると考えています。
神の母聖マリアの祝日 | 1月1日 |
「世界平和の日」でもあります。 |
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灰の水曜日 | 移動祝日※ (2~3月) |
ミサが行われ、その中で灰の祝福と塗布が行われます。四旬節の始まりです。 |
(四旬節) |
復活祭を準備するための期間です。
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受難の主日[枝の主日] |
聖週間の始まりです。 |
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聖木曜日 |
主の晩さんの夕べのミサから「聖なる過越の三日間」(移動祝日※ 3〜4月)が始まります。 |
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聖金曜日 |
世界中でミサが行われず、キリストの受難と死を思い起こす固有の典礼がささげられます。 |
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<聖土曜日…ミサはありません> | ||
復活徹夜祭 <イースター> |
土曜日の日没後、ミサ(復活の聖なる徹夜祭)があります。 |
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(復活節) |
主の復活の祭日から聖霊降臨の主日までの50日間、教会は聖書朗読などを通して過越の神秘を深め、イエス・キリストの復活の出来事を発展的に祝います。 |
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(聖母月) | (5月) |
5月は「聖母マリアを敬う月」とされます。 |
聖霊降臨の主日 <ペンテコステ> |
移動祝日※ (5~6月) |
主の復活の祭日の40日後が「主の昇天祭」、その10日後が「聖霊降臨祭(聖霊降臨の主日)」です。 |
聖母マリアの被昇天祭 | 8月15日 |
聖母マリアがこの世の生涯を終えた後、天に上げられたことをお祝いします。 |
(死者の月) | 11月 |
11月は「死者の月」とされ、追悼ミサと慰霊祭が行われます。 |
(待降節) | 12月 |
クリスマス(降誕祭)を迎える準備のための期間です。 |
主の降誕 <クリスマス> |
12月24・25日 |
飼い葉桶の中の幼子のイエス・キリストの姿は貧しさを示していますが、そこに人間に根源的な慰めと希望を与える力が示されていると考え、誕生をお祝いします。
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(降誕節) |
主の降誕から主の洗礼の祝日(=1月6日主の公現直後の主日)までの期間です。 |
※ 移動祝日=毎年日にちの変わる祝日。
表に掲載されているものは次の通りです。
- 灰の水曜日 =主の復活の祭日の46日前の水曜日
- 主の復活の祭日=春分の日以降の最初の満月の後の、最初の日曜日
- 聖霊降臨の主日=主の復活の祭日の50日後
- 待降節第1主日=聖アンデレの祝日(11月30日)に一番近い主日